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2008年12月28日 (日)

新年まであと3日。

昨日は最近珍しく沢山の郵便物が届いた。知り合いの医師の方の近著、石川の牧師さんからの手作りのミニコミ誌、義弟がスカーフのデザインのコンクールでシルクロードの壁画からヒントを得た作品が一等賞になり来春商品化されるという嬉しいニュースでした。牧師さんのミニコミ誌は結構内容があり読むのに版画の下絵を水彩でかきながらそれを眺めたりミニコミを読んだり一晩かかりました。その中でこんな物語が印象的でした。山谷のなかにある教会にあるとき老いた山谷の住人が訪れ話はそこそこに500円貸してくれというのです。60歳の牧師はいつもの事ながら100円玉を一個渡しました。そうしたら彼は云いました。牧師って商売はいいな。100円玉1個で恵むという幸せ感にひたれるしホームレスにもならないし、俺なんかそのうち働けなくなりのたれ死ぬだろうといって帰ったそうです。それから牧師の心は穏やかでありません。悩んだ末奥さんに教会を出て山谷に住み布教活動をするといったら奥さんパニックになり教会の他の牧師なども反対しました。彼の子供たち娘と息子の意見を聞いたらお父さんがそれだけ真剣に考えたんならやったほうがいいと言い、彼の決心が固いことをしり教会側もそれでは頑張りなさいと許可を与え彼はひとり山谷に住み本当の布教に力の限り尽くしたそうです。マザー.テレサを思い出します。彼はもう既に亡くなってるそうです。彼は100円玉をもらった老人がキリストだったと思ったそうです。聖書にも貧しい二人が食事をしているところに旅人が現れ食事に誘い三人で食べしばらくして旅人が去ったあと期せずして二人は旅人がキリストであったことを確信する話がありますが絵の画題にもなっていて私はいつも心の底にあります。貧しい人、不幸な人、絶望の淵に落ち込んでいる人そんな人たちをキリストと思える人こそ真の信仰者なのでしょう。私はまだまだ信仰が定まるような人間ではありませんが感動のある言葉を読むことにより捻じ曲がり心がいくらかでも真っ直ぐに戻り生きている感動に震いたいと願っています。そうしないとどんどん石のようにものになってしまいそうです。人間の奥底には生命が発生した初源からのエネルギーが滔々と流れているに違いないでしょう。人には数々の出会いがあるでしょう。それをどう捉えるかによって人生も大きく変ることでしょう。私はまだまだ観念で生きていて実人生に疎いのですができるだけ人との対話を心がけ又真実の言葉に触れ観念的な己を超克したいと思います。来年はもっともっと厳しい年になるでしょう。しかし今までが異常だったと思い新しい情況を受けいれて無駄をなくし新しい文明に向かってソフトランデングできるような準備と思ってやれば少し気分も和らぐのではないでしょうか。いずれにせよ20世紀型文明を続ける事は不可能なのですから。速く金融などの幻想を払拭し世界がこのようなものをコントロールし厳罰にするようにしなくてはならないだろう。世界の金融界がサブプライムローンの金融証券化を購入して幻想を成り立たせたというのは誰が責任をとるのか、誰か警鐘を鳴らさなかったのかこれは力を合わせて分析しなければならないでしょう。陰の仕手グループは経済評論家や政府の金融監督官を金で潰すこともできるでしょうが良心のある人間も必ずいるでしょう。まず我々庶民が皆で眼を光らせていなければならないでしょう。泣いても笑ってもあと3日、2009年は新しい気持で迎えたいものです。

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