今年は良い年になるぞー
今冬は今まで1回ぐらいしか庭の小池に薄氷が張らなかったのが今朝はマイナス6℃で氷らしい厚さのものが張っていた。冬はやはり寒いのが気分がいい。ホームレスの人には大変でも雪が降らないと稲作にはよくないしリンゴ農家にも収穫時の寒さは糖度に必要です。自然の急激の変化は自然にも人間にもよくありません。暖房の石油の消費量も私の家では毎年少なくなっています。3,4年前までは18Lのポリタンクに8本ずつ買っていたのが今は2本か4本どまりです。一回に8本運ぶ体力がなくなったこともありますが。とにかく以前のようにじゃんじゃん焚かなくなったことは確かです。これは大変いいことです。つつましい生活を送ることは人間謙虚になっていいことです。昔は生活を色んな工夫をして節約して暮したものです。皆がいい気になって暮したので急激に環境が悪化しました。進歩という名のもとに20世紀型文明は「中庸」を忘れ全てが競争に明け暮れヒブリス(極端)が当たり前の社会になり脳の状態もヒブリス的環境が常態になったのですから人間おかしくなってもおかしくありません。昨日38年ぶりに塾の生徒だった52の女性と電話で話しましたらその夜離れて暮す彼女の82の母親からも懐かしいと電話がかかってきて長話をしました。あの当時はこの家族豊かに幸せに暮していましたが塾を止めパリに移住して5,6年後ご主人が急逝し多額の借金を残してからこの家族の情況は一変し母親は働きだし21年かかって借金を返したそうです。生徒だった娘も一度結婚し子供二人をもって離婚しその後強く望まれて再婚し今10歳の利発な男の子を恵まれ幸せに暮しているということです。私のブログを偶然見たことでわたしのメールアドレスを知って電話番号を知ってかけてくれました。40年近くもたって母娘両人そろって懐かしく思ってもらって大変感激しました。彼女等のいうことにはその当時私と妻は分け隔てなく接してくれたと言うのですが人間そんなに変りようないと思うのですが彼女らの情況が激変してからの周りの人間の冷たさを身にしみて感じたといってました。このことは特に日本人が強いようです。真に手の裏返したように激変する人が結構わたしの身辺にもいます。悲しいことですがそのことを自覚できないというのは日本人に本当の宗教心が一番深いところに根付いていないからだと思います。この頃ではこの傾向は一層拍車がかかっています。人間が人間の皮を被って中身はどんどん鬼のようになってきているのかも知れません。毎日テレビではタレントによる旨い物の食い歩き、新しいモードのコレクションの馬鹿ニュウモード、変化し大量消費しないとこの文明が機能しないようなシステムを作り上げてしまいました。世界同時不況はこの文明の終焉を如実に示していると思います。矛盾というものは時間の差はあれいつかは顕在化し崩壊に至るのは厳然たる真実です。私が東洋に古来存在する「道、タオ」を信じそれに向かって精進しているのもそれが不滅だからと思っているからです。次ぎの文明への一燈を点すには己の中に一燈を消さないで持ち続けている人々によってであるに違いないと信じ念じているのです。これには「勇気と希望」が不可決でしょう。今年はよい年になりそうです。
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