暑さ、そして文明。
夜中中雨降りだったようですが気温が下がらず寝苦しい一晩でした。夜中ぐらいはエアコンはつけたくないのでつけませんでした。昔は窓を開けて蚊帳をつって団扇であおいで寝苦しい夏の夜を過ごしたものでした。この頃こんな子供時代を思い出すことも殆どありません。私には1971年から1999年までパリで暮したことはたまには思い出します。地球温暖化は確実に進んだことは確かです。パリ生活の最初の24年間は扇風機1台もありませんでした。しかし25年目の夏1996年ごろだったかどうにも暑さに耐えられなくなってちゃちなクーラーだけのをわたしの寝室に備え付けました。日本製のと違い機能も良いものではありませんでしたが何とか暑さをしのぎました。その数年後フランスでは猛暑が襲い公称老人、子供8,000人、実際16,000人が死んだということでした。その頃までは三ツ星の伝統的なホテルにエアコンはほとんどありませんでした。当時のわたしの取引のあった画商が西日の当たる三ツ星ホテルに泊まっていて、暑さにやられ私のとこで横になってアイスノンを額と首にタオルで巻いてしばらく寝たことがありました。パリの最初の24年、夏、部屋の中で半袖でいるのは3週間程度で長袖で仕事をしてました。パリの古いアパートはパリ産の柔らかい石で夏にはひやっとして涼しいのです。女性の旅行者など夏薄着でいて下半身を冷やして膀胱炎になって医者に連れて行ったことがあります。パリは空気も悪く、その上暑さが加われば夏は耐え難いでしょう。昔、浜口陽三先生は夏のバカンスなんてとったことないとおっしゃってました。パリジャンは半分くらいいないしさわやかだし仕事に最高といってました。地球温暖化の真の原因がCO2だけなのかまだ知られざる原因があるのか、人類は20世紀には米ソが競って核実験を行い地球を汚染し、人間のエゴが人間はこの地球上で何をやってもいいと傲慢の限りをつくし、2回の世界大戦を起こし、神が与えた資源を浪費し、この行為を他の天体から或いは動植物からみたらさぞおぞましいものだろう。イギリスのノーベル賞詩人T.S エリオットは捨て去ることのない進歩といってました。その反対に白人たちはネイチヴアメリカン、エスキモー、アヴォリジーニなどの文化を一度強制的に捨てさせました。今日文化人類的に重要なことがわかり収集しようにも手遅れの感があります。白人の合理主義は人間の頭で短絡に切り捨てます。それにプラグマ主義が加われば今日のようなおぞましい世界を現出させます。人類は既に3,4千年前に人間が既に神の国から追放させられた存在というイメージを持っていたのでしょう。彼らは何とか神の国を取り戻そうと旧約聖書をまとめそれはユダヤ民族の歴史と精神史であったでしょう。彼らが4,000年国が無かったにもかかわらず民族として存続し得たのも彼らの宗教があったからでしょう。彼らが弱かった時代、ユダヤ人収容所で六百万という同胞が殺されましたが、強者となったイスラエルでパレスチナ人を圧迫しているのは立場が変れば人間同じ事をすることを示していて暗澹たる気持になります。50年もすると台湾、日本、韓国など中国に併合されるという論者もいます。人類は果たして進化しているのでしょうか。本当に進化すると言うのは何をしていうのでしょうか。我々は目先の欲望をようく見極める訓練が必要のようです。
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コメント
きょうは 全文読みました。文字のおおきくなったせいでしょうか。
実家に蚊帳が3張りあります。捨てられずに50年も箱入りです。だれも見向きもしません。
投稿: こてん | 2009年7月 9日 (木) 09時51分